Dior(ディオール) AMBRE NUIT
Diorのオルグ カウンセリングで選んでいただいた香り。
カウンセリングの記事はこちらからどうぞ☆
LA COLLECTION PRIVÉE CHRISTIAN DIOR
さて、実際に付けるのはもちろんのこと、愛でまくったこちらのフレグランス。
Diorの通常のフレグランスとは別のライン「ラ コレクシオン プリヴェ」のものになります。
(表記によっては「ラ コレクション プリヴェ」の場合もあります)
店舗限定で展開されている最高級ラインです。
ゲランで言うところのエリクシールのラインみいたいなものでしょうか。
元々10種類で展開されていたのが、ディスコン&新作が加わるなどを経て、現在は12種類が展開されています。
その中で選んだ1本がこちらです。
DIOR/AMBRE NUIT
デイオール アンブル ニュイ
125ml 31,500円(税抜)
核となるアンバーグリスは、通常フレグランスで言われてる「アンバー」とは別物。
アンバーは「アンバーグリス風」の香りであり、アンバーグリスは天然の唯一の動物性由来の香料なんだとか。
有名な麝香(ムスク)は、ワシントン条約によって商業目的の国際取引は原則として禁止されているので、香料用途としては合成香料である合成ムスクが用いられるのがほとんどです。
アンバーグリスの日本名は龍涎香(りゅうぜんこう)。
アンバーグリスとは
灰色、琥珀色、黒色などの様々な色をした大理石状の模様を持つ蝋状の固体であり芳香がある。龍涎香にはマッコウクジラの主な食料である、タコやイカの硬い嘴(顎板:いわゆるカラストンビ)が含まれていることが多い。 そのため、龍涎香は消化できなかったエサを消化分泌物により結石化させ、排泄したものとも考えられているが、その生理的機構や意義に関しては不明な点が多い。マッコウクジラから排泄された龍涎香は、水より比重が軽いため海面に浮き上がり海岸まで流れ着く。※wikiより
海を浮遊しているものなので、どこでいつ手に入るかが分からない貴重な香料です。
ソフトボールくらいのサイズで何千万円とか、白目剥きそうなお値段だそう。
もちろんそのまま嗅いだらとんでもないニオイがすると思います^^;
なのにこんなに香しいフレグランスの香料として使われるのですから、やっぱり不思議だわ。
香りの纏い方
ここでフレグランスの纏い方のおさらい。
手首や耳の後ろ、足首など脈打つところに付けるのが基本です。
理由はほかよりも少し体温が高いから。
体温が高いと、それだけ香り立ちが良くなります。
香りは下のほうから立ちのぼってくるので、足元に付けておくのもおすすめだそう。
また女性はお腹も温かいので、この辺につけておくと服を脱ぎ着したときに、ふわっと香りが立ちます。
手首であれば、片方にひと吹きしたあとに、もう片方の手首を重ねます。
アンブルニュイだと、手首を重ねた瞬間にぶわっとベルガモットの香りがはじけます。
アンブルニュイの香り
ニュイは夜という意味。
なので、暖かく静かな印象があります。
ベルガモットは柑橘類の中でも比較的暖かみのある香り。
レモンやライムのようなはつらつさよりも、温かさ・優しい苦みを感じます。
トップが飛んだあとのアンバーグリスは、甘いけれどもバニラとは違う甘さ。
体温のせいか体質のせいか、私はバニラがとにかく香りやすいので、
バニラが入っているフレグランスは、大抵ほとんどの時間がバニラを強く感じてしまいます。
そのため、ミドル以下はほとんど一緒になりがち。
ですが、アンブルニュイは私にとって、バニラ以外の甘さを感じられる貴重な香り。
キャップはマグネットになっているので、かぶせるとパチンと閉まってくれます。
付けこなせているのかは不明ですが、妹曰く「お姉ちゃんぽい香り」なんだそう。
そう言ってもらえるとちょっと嬉しい☆
これから気温が上がっていくと、またどんなふうに香るのか楽しみです。
余談
あまり ラ コレクシオン プリヴェについての情報がネットにも上がっていないのですが、
2010年のニュースに「AMBRE NUITのコロンがディオール オム直営ブティックのみで販売」という情報が出ていました。
私がプレゼントしてもらったのはEDPなので、このコロンとは別物なのですが、名前も同じだし香りのイメージは一緒なのかな?
だとするとAMBRE NUITは元々メンズフレグランスなのでしょうか。
COLOGNE、のロゴが入っています。
「ジェンダーを軽々と超えて、男性向けのバラのフレグランス」
だそう。
ちょっと嗅ぎ比べてみたいです。