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Guerlain(ゲラン) 夜間飛行 香水

Guerlain(ゲラン) 夜間飛行 香水
フレグランス

ずっとレポするタイミングを逃していて、購入してからずいぶん時間が経ってしまいました。
というかレポなんておこがましいっていうくらいの、ゲランの名香中の名香です。

Guerlain(ゲラン) 夜間飛行 香水
Guerlain(ゲラン) 夜間飛行 香水
30ml・38,500円(税抜)

※画像はディスコンの7.5mlサイズです

オリエンタルのベースに、黄水仙、スミレなどのフローラル、ガルバナムのグリーンノート、スパイス、ウッディノート、カストリアムが複雑に層を成す、知的でユニークな香り。大胆なトップノートが時を経るにつれ洗練の度を増していきます。「星の王子様」の著者であり、詩人・パイロットでもあるサン・テグジュペリへの称賛を込めたネーミング。飛行機のプロペラに想を得たボトルデザイン。調香師は、ジャック・ゲラン。
香調:オリエンタル、ウッディ

同じくディスコンになっているナエマの7.5mlと同じ薬瓶のようなデザインのボトルです。
ちなみに、現行のフルボトルになるとこんなデザイン。

夜間飛行 香水

※画像はアットコスメよりお借りしました

ボルドニュイのロゴをあしらった、プロペラモチーフが有名です。
これ、なんとゲランのカウンターで実物を見せて頂きました。
ずっしりと大きなゼブラ柄の箱に納められた姿は、「いつか手に入れたいけれど、これを手に入れたら完全に満たされてしまうから、最後の最後でいいや」というくらいのラスボス的存在感。
思わず拝みたくなるような風格でした(笑)。

Guerlain(ゲラン) 夜間飛行 香水
今回入手したこちらのボトルは、非常に古いもの。
とはいえ、奥行きのある深い香りは、劣化を感じさせない素晴らしいものでした。

Guerlain(ゲラン) 夜間飛行 香水

「オッサンの香り」という口コミを多数見かける香水ですので^^;おそるおそる嗅いでみましたが、肌に乗せるとトップは少し爽やかなフローラルさを感じ、徐々に優しい角のないスモーキーな香りに変化します。
そして、時々手首を嗅いでみると、ふっと女性らしい香りを感じたり、それをもう一度確認しようと再度鼻を近づけると、女性らしい香りは姿を隠し、もったりとしたメンズフレグランスのような香りになっていたりします。
とにかく、どんどん香りが変化していって、ずっとその変化を楽しみたいような香水。
でも、まったくせわしない感じはなく、どちらかというと静かさや安らかさを感じる香りです。
これを自分の香りにするのは至難の業(というか、たぶん無理w)。
ですが、同じくゲランの香水で「これは一筋縄じゃいかない!」とギブアップしてしまったミツコに比べて、夜間飛行は懐が広いというか(笑)。
私のような無知な人間が、何となく気分で付けても許してくれます。
なんて言っても、夜寝るときにちょっと嗅いで、リラックスしようかなと思えるほどの包容力ですから。

私はオリエンタル系の香りが元々好きなので抵抗はありませんでしたが、賛否両論の口コミはとりあえず置いておいて、昨今のフルーティフローラルブームに飽きて「全然違うタイプの香りを纏いたい!」という方は、一度試香してみてもいいんじゃないかなと思います。

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