Guerlain（ゲラン）NAHEMA オーデパルファン
ついに･･･というか、正確にはフラコンの香水ではないので妥協した感はあるのですが。
憧れを通り越して「恋焦がれている」と言っても過言ではない、ゲランのNAHEMA（ナエマ）を、EDPですが購入しました。
Guerlain NAHEMA EDP /ゲラン ナエマ オーデパルファン
50ml リフィル
1979年発表
情熱的な姫ナエマと忍耐強い姫マハネ。対照的な性格の美しい双子の姫の物語にインスピレーションを得て完成させた、フルーツとバラがつくりだす華麗な香り。大量のバラを花芯とし、オレンジ、パッションフルーツ、パチュリ、イランイラン、それにひとすじの白檀の香りから成っている、ビロードのようになめらかな香り。蜂蜜のように甘いローズがフルーツの柔らかさとまじって成熟したローズとなり、その情熱的な性格がバニラやウッド、スパイスの暖かさの中で花を咲かせます。ゲラン家4代目調香師ジャン ポール・ゲランが、4年余りにわたる500回余りの試作の末に完成させた香り。香水
ミドルノート：フルーツ、ローズ
ラストノート：バニラ、ウッド(白檀)
香調：フローラル、フルーティ、オリエンタル
ネット購入したため、定価は不明です。
というのもゲランは今年2月に価格改定があったので、カタログでは10,700円（税抜）となっていますが、たぶんプラス1,000円くらいは上がっていると思います。
ナエマというバラもあります。
ずっとバラのナエマの香りがする香水＝ゲランのナエマだと思っていたのですが、香水が先なんです。
古い香水の本に載っているナエマ。
たぶん、7.5mlボトルだと思うのですが、現在こちらのサイズは販売されていません。
（海外だと分かりませんが）
今販売されているのはこれです。
30mlタイプのみ。
パルファムで30mlのみって！！
いっつも思うのですが、香水をフルボトル使い切れる人っているんでしょうか。
ちなみに、価格改定前のお値段で38,500円（税抜）です。。
肝心の香りですが、以前ゲランのカウンターでパルファムのテスターを試させて頂いたことがあります。
（店舗限定のフレグランスも、一応テスターはカウンターに置いているんだそう）
EDPは最初に青臭い薔薇の香り（私はこの香りが大好きなんです！）が出た後、すぐにトップの香りは飛んでしまいます。
そして、みなさんは「ドライフルーツの香り」とか「桃の香り」と表現されていましたが、私には「確かにちょっとフルーツっぽいのかな？？」という程度しか感じず、あとは果てしなく甘い香りだけが残りました。
この甘い香りというのが、単純にグルマンな香りとかではなく、ゲランの甘い香り＝美味しくはなさそうな甘い香り（笑）。
「嗅いだことある。なんだろうこれ？！」とずっと考えていて、やっと思い出しました。
子どもの頃に持っていた、香り玉の匂い！！
（小さいすりガラスぽい見た目のビーズ状のものだったと思います）
これがもっとパウダリーになったような、昔の化粧品の香りのような。
正直パルファムを試した時にはこの香りは感じなかったのでびっくり。
私の体温が常に低く（平均35.2℃程）、また使い始めたときちょうど気温がぐっと下がり始めていたのでそのせいかもしれません。
できればもう少しトップの香りが続いてほしいなぁというのが感想です。
香りの奥行、とか難しいことは分からない私ですが、それでもナエマに関していえばパルファムのほうがもっと薔薇薔薇していて（へんな言い回しですが）感動的な香りだったように思います。
たぶん、先にパルファムを嗅いでしまっていたからでしょうね。
というわけで、パルファムに比べると感動がそこまでだったEDPですが、まぁこれはこれで。
気温が変われば香りの立ち方も変わるかもしれませんし。
でもいずれはパルファムも購入しようと思っています。
温存していたゲランのアトマイザーに入れてみました。
考えてみればスプレータイプの、しかも装飾もないから持ち運びしやすいタイプのフレグランスを、わざわざ詰替える必要があったのか自分に疑問を抱いてしまいますが（笑）。
やっぱり見た目にもこだわりたいので、詰替えて使っています。
ちなみにゲランのEDPのスプレーは、共通のケースがあります。
ネットで検索したら出てくると思うのですが、これがゴールドにブツブツの穴の開いた、なんとも可愛くないデザインでして。。
なのでレフィルのみ購入したのですが、これ、ちゃんとしたデザインのボトルに入れて販売すれば、売り上げ伸びるんじゃないかなーとか思っています。
