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むらさきとケンゾー・ボーテ

ケンゾーボーテ
美容コラム

「いつからこのブログはフレグランスブログになったんだ?」と突っ込まれそうですが、これでもがんばって小出しにしているので、許してやってください^^;

さて、今日はちょっとしたエピソードを2つ。
どちらも先日ご紹介した「香水の本」にまつわるお話。

香水の本~香りへの招待~
この本は先日の記事で書いたような、ゲラン、シャネル、ジャンパトウやニナリッチ、クリスチャンディオールといった、香水の本になら1アイテムは紹介されていそうな有名ブランドだけでなく、後半部分に「日本の香り」として、資生堂やコーセー、アルビオン、カネボウの香水も紹介されています。

その中で、昔母がつけていたと聞いたことのある香水を発見しました。

資生堂 むらさき
資生堂 むらさき
60ml・3,000円(税抜)

情熱と知性のハーモニーと女性らしさを表現した香りのオードパルファム。ローズに、菊・百合などの日本的な花を集めたフローラルブーケと、ウッディー・モッシーがとけあう香りです。

なんと1980年発売ですが、今でも販売されているようですね。
資生堂には他にも禅、すずろ、などネーミングもボトルデザインも「和」なフレグランスが揃っています。
(試しに嗅いでみよう、というほど正直食指は動かないのですが。)

販売当初大変人気が出たフレグランスのようですが『ミーハーで甘ったれで、変にお嬢さんお嬢さんしていて、お花とお茶はたしなみます』という母が選んでいたというのが、嗅いだことは無いのですがなんとなく「なるほど」という気がしてしまいました。
この本を見せたところ「そうそうこれ!コレつけて会社に行ったら年上の男性社員に良い香りだとほめられてね・・・」という至極どうでもいい自慢話(笑)を聞かされた・・・というオチです。ハイ。
とはいえ、懐かしそうにしていました。

そしてもうひとつ。

こちらの本ですが、古い本のため古本で入手したのですが、前の持ち主の方がしおりにされていたのか、DMがはさまっておりました。

ケンゾーボーテ
なんと今はなきケンゾー・ボーテのDM!

カウンター数も限られていて、でも質の良さで根強いファンがいた、というくらいしか情報もありません。
とても古いブランドのようです。(ブランドがなくなったのはいつだろう?)
さすがにカラバリもデザインも昔な感じですが、どことなく上品さが漂っています。
そしてこのDMをしおりに、香水の本を読みふけっちた前の持ち主の方を想像すると、上品な年上の女性の気がしました。

いつの時代も、香水と化粧品は女性の心を虜にするアイテム。

資生堂 むらさき

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