Guerlain(ゲラン) ルージュ ジェ
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写真を撮るのに時間がかかってしまい、レポが遅くなりました。
いやだってこれはもう持ち歩くジュエリーですから!
360度どこから撮ってもサマになる口紅です。
とはいえ全面ミラーのようなシルバーの口紅は今まで撮影者泣かせなことこの上なかったのですが、2018/4/1に満を持してリニューアルし、ケースも15種の豊富なバリエーションからセレクトできるようになりました。
限定は1種(ピンクのレザー)のみで他は既存品として展開するというあたり、ゲランの意気込みを感じます。
ギフトにもぴったりですしね。
レフィルとケースが別売りになったので、好きな組み合わせで選べるわけですがレフィルもなんと30色ということで、カウンターに2回行きまして悩みに悩んで選び抜いたのがこちらの4本です。
選び抜いたルージュジェのケース
Guerlain(ゲラン) ルージュ ジェ
ケース1,800円(税抜)
レフィル3,600円(税抜)
高発色で、宝石のような圧倒的な輝き、そして長時間煌めきに包まれた唇を実現する「ルージュ ジェ」。ヒアルロン酸*、マンゴーバター**などの保湿成分配合により、瞬時に潤しながら心地良い質感をキープし、ふっくらとしたなめらかな唇へと導きます。*ヒアルロン酸Na **アフリカマンゴノキ核脂
ハイ可愛いですありがとうございます\(^o^)/
ケースは、DMやSNSで見ていたのと実物を見ると全然違っていたんですよね。もちろん色味もですが質感とか。
これはできるだけ実物を見て選ぶことをお勧めします。
特に薄いピンクのK-doll。これなんかDM見たときは全然ピンとこなかったんですよね。
ただの薄ピンクっていう感じで。
ですが実際に見るとパーリーな輝きがあって非常にかわいい!
これとドットのやつはすぐに決めました。
そして、ネオンピンクも推しているようで、テスターはこのケースになっていました。
これもケース部分だけで見ると惹かれなかったのですが、レフィルのシルバーと組み合わせるとなんとも可愛らしい。
そして最後に「せかっくだしレザーはひとつ入れたいな」という理由からヘビっぽいやつを選びました。
迷いに迷ったルージュジェのレフィル
肝心の中身、レフィルの色。
BAさんはシルバー推しだったのですが(見た目真っ白のやつです)、使いこなせる自信がなかったのでゴールドを選んでいました。
が!マイリトルボックスにロレアルのゴールドが入っていたんですよね。
というわけで1色は引き取りの際にチェンジしてもらいました。
guerlain(ゲラン) ルージュ ジェ 520
pHで色味が変化するタイプです。
そのまま見るとおもちゃみたいなピンク色で、リップクリーム代わりに使えます。
これつけて酸味の強い果物とか食べるとすごいことになるらしい(BAさん談)。
発色はほとんどありませんが、素の唇よりもこれを塗っておくと血色感が出るので即決しました。
guerlain(ゲラン) ルージュ ジェ 62
誰にでもどんな肌色にでも合うくすみローズ。
きちんと感もあるので、口紅迷ったときはこれという感じでも使えます。
1本は冒険しない色を選びたかったのでこれにしました。
guerlain(ゲラン) ルージュ ジェ 888
バブリーなブルーのシマー入りの青みピンク。
ものすごい色に見えますが実はものすごく可愛いので(語彙力)これだけ別でいっぱい写真を撮ってしまいました。
ゴールドを取り置きしていたのを止めて、他の色にしようと一人でテスター触っていたら(BAさんは接客中でした)可愛さに気づきた色です。
じっくり観たり手の甲に付けなかったら、ぱっと見ではスルーしていた色。
guerlain(ゲラン) ルージュ ジェ 70(限定色)
888よりも黄色味を感じるピンク。
でも使いやすいコーラル寄りのピンクというよりは、もっとパキッとしていて私の唇に乗せると蛍光ピンクのように見えました。
ハデですがこれは手持ちにない感じだったので比較的すぐに決めました。
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ルージュジェのスウォッチ
上の画像と同じく、520、62、888、70の順番です。
今回のカラバリではグリーンやブルーなんかもあったので、888がバブリーと言いつつもどれも比較的使いやすい色だと思います。
特に私のように唇の色が悪く、明度の高い色を使うと体調が悪そうに見える人間には888や70のようなパキッと感が必要だったりします。
ちなみに888のブルーシマーはこんな感じ!
ため息が出るくらい可愛い!!
これ、単色だとバキバキすぎるのでゴールドを重ねると青みが抑えられて使いやすいと教えていただきました。
なのでロレアルのゴールドを重ねて使おうと思います。
それも全体ではなく中央だけ。
すると箔っぽい発色になり、同じハデでもベクトルの向きが違うハデさになります。
自分ではこんなバブリーなカラーにゴールドを足すなんて思いつかなかったと思うので、これは教えてもらえてよかったです。
ルージュジェのフォーミュラ
旧品に比べ、発色の良さや輪郭の取りやすさを考慮して少しだけ硬めのテクスチャーになっています。
が、実際に塗ると分かりません。
というかそういうふうに変わったと聞かなかったら気づかなかったと思います。
そして。
今回のルージュジェ、これだけバリエーション豊富な中から選べるようになった上にレザーを使ったりしていてさぞかしお値段が跳ね上がるんだろうなと思っていたのです。
それが、内容量そのままでお値段据え置きどころか1,000円程度プライスダウンしているんですよね。
これにはびっくりしたのですが、ひとつ思い当たるフシが。
旧品のジェのウリといえば、ラグジュアリーな見た目プラス「ルビーパウダー配合」という点だったんですよね。
これが新商品のクレジットからは消えています。
ということは1,000円のプライスダウンはルビー代?
最近のゲラン戦略について勝手に考えたこと
とはいえ旧品を使っていたときも、キラキラとしたルビー感を感じるなんてことはなかったので、見た目的にはそんなに変わらないのかも(笑)。
さすがゲラン様と言わしめるラグジュアリーポイントのうち、見た目に分かりにくい部分を削ることでシビアな消費者にギリギリ合格をもらえるラインを狙ったのかもしれません。
このお値段だと「口紅としてはお高めだけれどべらぼうに高いわけではない」、しかも気分的にも上がる絶妙なゾーンだと思うのです。
ラプティットのコスメラインを手広く展開したり、スキンケアの重いガラスジャーをチューブに変えたりと、貴族ブランドに似つかわしくないエコを推奨(表面上は)しつつ、実際には価格を下げて若い人を取り込むための価格帯にシフト且つそれに見合うようコスト削減をしているんじゃないかなと思っていたのですが(こんなこと言うとゲランのこと嫌いなのかと思われそうですがw)、今回のジェのリニューアルはそういったうがった考えをさせない非常にスマートなやり方で、アイテムそのもののゲランらしいラグジュアリーさも損なわれておらず上手くやったのではないでしょうか。
なんかこうやって文章にして読み返すとめちゃくちゃ嫌な奴みたいな意見ですが(笑)。
弁解しておくとこの私が勝手に想像した路線がもし間違っていないのであれば非常にありがたいのです。
ゲランはゲランらしく高貴で庶民なんか相手にしない姿勢を貫いてほしいなと思いつつも、やっぱりたまには手の届く範囲で買いたいですし「目の保養になるわぁ~」と買わずに眺めているだけで結果ブランドに潰れられたら困りますし。
あくまで貴族だけれども、時には「がんばったら買えるかも」と思える「背伸びして届く存在」でいて欲しいんですよね。
ハイ、そろそろありえない3,000文字超えをしましたのでこのへんで締めたいと思います。
とにかく久しぶりに「私達のゲラン様(というか私の理想のゲラン様)が帰ってきた!」と思えるようなコレクションでした。