GUERLAIN(ゲラン) アルセーヌ ルパン ル ヴォワイユ EDP

フレグランス

ずーっと欲しくてほしくてたまらなかった、なのに嗅ぐ機会さえなかった香水をようやく手に入れました。
日本では帝国ホテルのゲランブティックでしか手に入らない、「メンズ エクスクルーシブ フレグランス」ラインのEDP。
その中の、なんとあのアルセーヌ・ルパンに着想を得た香りです。
すでに長文になる予感しかしませんので、興味のある方はお時間のあるときにどうぞ。

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ゲランのフレグランスコンサルテーションで、どんな香りか軽く聞いていたのですが想像(というかもはや妄想)は膨らむばかり。
GINZA SIXで嗅げばいいやと思っていたら、なんとあの超ゴージャスだったゲランブティック、撤退していたようで(涙)。

だったら新宿伊勢丹に行けばいいじゃないと鼻息荒くフレグランス売り場に行ってきたのですが、なんとエクスクルーシブラインは取り扱いが無いとのこと。

いやいやいやいやゲランさん。売る気無いのかと。
新宿伊勢丹で取扱いがあるより帝国ホテルで取扱いがあるほうが助かる人がゲランフレグランスユーザーの何%いるんだと。
というか帝国ホテルに用があるような人じゃないとゲランの香水はつけられないのかと。

絶望的な目でフレグランス売り場のゲランのスタッフさんを見ていた私。
よっぽど悲惨そうだったのか「その代わりに新作の香りだけは新宿伊勢丹でもお取り扱いがありますが・・・お試しになりますか?」と同じメンズエクスクルーシブラインのル フレンチーを出してきてくれたのですが、ショックすぎて「いやいいです。。」とその場を去ってしまいました。(嗅いどけよ私!!!)

そんなこんなで完全に抜け殻になっていたのですが、実は大昔にフランスからゲランのシャリマーの紅茶をお取り寄せしたことがありまして。
久しぶりにそのサイトをチェックしてみたら『アルセーヌ ルパン ル ヴォワイユ 在庫あり』になっていたんですよ!

嗅がずに買うなら帝国ホテルから代引きで取り寄せても良かったのですが、これで「実は代引もできなくなりまして」とか言われた日には私、ゲランにブチギレてしまいそうだったのであえて問い合わせしませんでした。
というか通販で利用したサイト、下に貼っておきますが送料無料なんですよ。
代引きだと代引き手数料かかりますし、なんといっても電話して自分の住所やらなんやら口頭で伝えるのが面倒くさい。
通販サイトならその手間がない上にカードで決済できるので、極力人とのコミュニケーションが必要な場面は避けたい引きこもりの私としては、海外からの取り寄せとはいえ通販のほうがハードルが低いんですよね。

と、死ぬほど前置きが長くなりましたが、ここからがようやく香水のレビューです。

GUERLAIN / ARSÈNE LUPIN VOYOU EDP


GUERLAIN/ARSÈNE LUPIN VOYOU EDP
ゲラン/アルセーヌ ルパン ル ヴォワイユ オーデパルファン
100ml 32,000円(税抜)
※日本国内では帝国ホテル内ゲランブティックのみの取扱い

モーリス・ルブランが生み出した、貴族的でありながら情熱的な愛のハンターでもある、怪盗アルセーヌ・ルパン。ルパンが盗むのは宝飾品だけではありません。女性の唇も、軽々と盗み去ります。抗い難い愛のハンターと、ジェントルマンの怪盗という、ふたつの顔を持つルパン。「アルセーヌ ルパン ル ヴォワイユ」は、これまで出逢ったことのない驚きと魅力で、女性を虜にする香りです。

ボトルはすっきりとした直線にシンプルな木枠をあしらった現代的なデザインです。

www.guerlain.com

2010年9月にフランスで発売された香りです。
日本では2010年11月に発売されたようです。
VOYOUは「ならず者」の意。いかにもルパンらしいですよね。

ちなみに日本では速攻販売終了になってしまったのですが、同シリーズで見た目が紫色の「アルセーヌ ルパン ダンディ」というのもあります。
パリのゲランでは今でも販売されているみたいですね。(今回利用した通販サイトにも在庫がありました。)

ゲランのフレグランスコンサルテーションで、香水のスペシャリストさんに伺ったところ、ダンディのほうがもっと紳士っぽいというか、いかにも「メンズフレグランスです!」という香りで、女性がつけるのは難しい香りのよう。
対するのこのヴォワイユは女性でも愛用されている方がいらっしゃるみたいです。

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ボトルのデザインは同じですが、妖艶さを感じる深いパープルのダンディと、スッキリとシンプルなアイボリーの木枠のヴォワイユでは見た目からしてその香りの系統の違いを感じます。
実際に嗅いでみると、どこか若々しく颯爽とした雰囲気もあり、香りの構造も非常に面白いです。

アルセーヌ ルパン ル ヴォワイユの香り

ゲラン公式HPによると調香は「フレッシュ ウッディ アロマティック」。
「ダイナミックで少し生意気、チャーミングな香り」とあります。

香りの構成はこちら。

トップノート:ベルガモット、アルテミシア、コリアンダー、レモン
ハートノート:カルダモン、ブルガリアン ローズ、セージ、クローブツリー
ベースノート:ベンゾイン、パチュリ、ラブダナム、サンダルウッド

www.guerlain.com

これで見るとローズがミドルなのですが、いろんな香水サイトを見ているとラストがローズなんですよね。
しかもゲラン公式HPでも「香りの秘密」という箇所では、最後にローズの香りがうんぬんという一文があります。

そして肌につけてみると、トップは確かに柑橘のフレッシュさがあるもののどこかずっしりと重く、すぐにバニラのような甘さが顔を出します。

ですが終始甘ったるさがあるのかと思いきや、すぐにその甘さは弱まり(というか香りの底で揺蕩う感じ)、そこにセージやローズが重なります。
この香りが出てくる順番が不思議すぎます。
私の浅い知識では、香りってたとえば「ローズを最後に、そしてトップをバニラにしてみよう」といった風に並べられるものではなく、トップは飛びやすい柑橘系の香り、ラストはムスクやバニラなど持続性のある香り、となるのが通常なのです。
それがこの香水の中では順番が入れ替わっている。
やっぱり香りって奥が深い、追求し始めたらきりがない。(香りの構造に関しては詳しくないので無理やりこの話は終わりにします。)

正直つけた瞬間はそこまで心奪われるような感覚はなかったのですが、香りが変化していくたびに「今のところもう一回嗅ぎたい」「もっとこの香水を知りたい」と思わずにはいられない。
メンズフレグランスらしい重厚さもあるのに、レディースフレグランスのようなセクシーさも感じたり。
香りの構造そのものが、誰にも本当の顔を見せたことがないというルパンのミステリアスさそのもののようです。

まぁこれは私の好きなルパン三世の香りではなく、彼のおじいさんであるアルセーヌルパンの香りですが。

でも、ルパンファンの方は一度嗅いでみると面白いんじゃないでしょうか。

アルセーヌルパンという人物については詳しく知らないものの、孫であるルパン三世にもその性格がもし引き継がれているのなら、彼のフランス貴族っぽい上品さと怪盗らしい危険で爽快なイメージが、上手くこの1つの香水の中で表現されているように思います。

この辺は完全に妄想ですけどね!

ハイパリューマリーとは

この香りについて、少ないですが情報をあさっていたときにこんなキーワードを目にしました。
「ハイパリューマリー」。数ある香水の中でもラグジュアリー・フレグランスを指しているそうです。
定義は下記に引用しておきます。

「ハイパリューマリー」であるための条件は3つ。まず一つは香りの原料にこだわっていること。多くのコマーシャルフレグランスが、ローズ “風” であったりムスク “風” の合成化学香料で構成されているのに対し、「ハイパフューマリー」では希少性の高い成分を使用している場合が多い。それによって、コマーシャルフレグランスには無い純度の高い、濃厚かつリッチな香りが完成するのだ。

http://fashionpost.jp

つまりディオールで言うところのメゾンクリスタンディオール(旧のラコレクションプリヴェ)、シャネルのレ ゼクスクルジフがそれに当たります。
例えばメゾンクリスタンディオールのアンブルニュイには、貴重も貴重なアンバーグリスが使われています。

ゲランだとエクスクルーシブライン、「ラール エ ラ マティエール」「エリクシール シャルネル」「パトリモワンヌ」などでしょうか。
シャマードやジッキーのパルファン(香水)も相当希少な香りに思いますが。

とにかく、この手の香りを一度嗅ぐともう巷にあふれる手頃な香りでは満足できなくなると思います。

今回利用した通販サイトはこちら♪

表示価格は送料込み価格、しかも荷物が追跡できる国際宅急便でパリから発送してくれる上に、日本語表記という超絶親切なサイトです。
梱包もプチプチで包んだ上に緩衝材もたっぷり入れて、ついでにゲランのサンプルも2つ入れてくれていました。
今回で2回目の利用ですが、破損等のトラブルは今のところありません。

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